- 自分の飼っている愛犬は悲しい思いしてないかな?
- 犬は悲しい時にどんな行動をするの?
- 悲しい行動を見せてきた時はどう対応するのが適切なの?
こんな疑問をお持ちのあなたへ
目次
まず、どんなことをすると犬は悲しくなるの?

悲しい行動を紹介する前に、犬はどんな時に悲しくなるか知っていますか?
犬が悲しいと感じる瞬間を知らない飼い主は意外と多いです。
そのため、知らないうちに愛犬を悲しませてしまっていたなんてこともよくあります。
犬が悲しくなるのは主に以下のような場合です。
- 全然かまってくれない
- 自分の気持ちを理解してくれない
- 期待した結果と違う結果になる ★特に多いです

色々と理由はありますが、期待した結果と違う結果になった時に悲しむことが多いです
犬が悲しい時に見せる行動
では、早速悲しくなるとどんな行動をするのか見ていきましょう。
上記のそれぞれの理由に対してどんな行動を見せるのかがわかれば自ずと「行動→対応策」が見えてきます。
外を「じーっと」眺める
犬は悲しいことがあると家の窓から外を「じーっと」眺めることがあります。
もちろん、外にうるさい車や不思議な人などがいればただそれらを見ているだけでしょう。
しかし、その場合を除いて外を見ている時は悲しい気持ちを飼い主に伝えている可能性が高いです。
特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- しっぽがだらんと下に垂れ下がっている
- 少ししょんぼりと落ち込んだように座っている
- 遠くを見つめ、目に光が灯っていない

比較的どれも感覚的に悲しいということがわかりやすいものですね
この場合、何かを期待したのにそれを裏切られるという出来事が直前に起こった場合が多いです。
愛犬との直前の出来事を思い返しましょう。
体をむしったり、足を舐めたりする

犬が体をむしったり掻いたりするのはただ「痒いから」と思っていませんか?
実はそれは間違っています。
犬は、長時間の留守番をさせられた時などに体をむしったり、足を舐めたりすることがあります。
これは決して痒いからではなく悲しい気持ちの表れです。
この行動を見せる犬は以下のようなことを経験している可能性が高いです。
- 普段、飼い主との距離が近すぎる
- 自分も一緒に出かけるのかなと期待してしまう行動を飼い主に見せられた
普段、家の中では常に飼い主と一緒にいるという子もいるでしょう。
しかし、これは飼い主が外出した時の悲しさを倍増させてしまうものです。

ずっと一緒にいることが犬にとって必ずしも良いこととは限らないんです
犬と接し方は2つのメリハリが大切です。
- 一人で寝たり、リラックスしたりする時間
- 飼い主とスキンシップやトレーニングをする時間
外出する時に一緒にいかける雰囲気を出して様子を楽しんでいませんか?
これはしてはいけない飼い主の行動の一つです。
冒頭でも述べましたが、何か楽しいことが待っているのかなと期待をして、それを裏切られた時に犬は特に悲しみを感じます。

出かける時は「あっさり」出かけることがポイントです!
悲しそうな目で見つめる
犬は、悲しいことを表現するための行動でとても素直なものがあります。
それがこの「悲しそうな目で見つめる」という行動です。
この行動は、この後悲しいことが起こることがわかった時にすることが多いです。
例えば以下のような場合です。
- 外出時はいつも同じ行動をする
- その行動を始めたので留守番させられることを悟る
- 悲しくなり、それを伝えるために悲しそうな目で飼い主を見つめる

ただ、この行動を「あまりよくない場面」で見せることもあるんです
犬がイタズラをした直後にこの行動をした時は、怒れることへの恐怖や不安を感じています。
ただ、注意しなければいけないのは「反省はしていない」という点です。
ただ恐れているだけの行動なんです。
喉を詰まらせて鳴く

喉を詰まらせて鳴くとは?
「喉を詰まらせて鳴く」と言われてもあまりイメージできない人も多いと思います。
これは少し苦しそうに「クゥーン」と鳴いているような感じですね。
この場合は近くに寄り添い優しく撫でてあげてください。
少し助けを求めているような感覚もあるためですね。

皆さんは、「犬の表情」わかりますか?
犬を飼っている方であれば、全くわからないということはないでしょう。
ただ、やっぱり人間と比べると少し表情の変化はわかりにくいです。
そのため些細な変化に飼い主が気づいてあげる必要があります。
そのためにも毎日愛犬と向き合う時間の確保は欠かさないようにしましょう。
前足に顎を乗せた状態で腹ばいになる
この行動をしている時のポイントは「とにかく顔まわりに力が入っていないこと」です。
口元は緩み、目の下、頬の下にも力が入っていません。
そのためどこか「顔全体が垂れている」ように見えます。
この仕草を見せている時は呼びかけてもあまり反応してくれません。
加えて、意図的にあまり目線が合わないようにします。
この状態で股の間にすっぽり収まっている時は恐怖を感じている証拠になります。
食欲や元気がない

あなた自身、悲しい時は食欲湧きますか?
人間でも悲しさが溢れている時はあまり食べ物が喉を通らないと思います。
食べ物を食べないことでエネルギーが補給されず元気も無くなっていきます。
悲しさで食べない時はご飯を変えても食べないことがほとんどです。
ただ、「ご飯を食べない」というのは様々な時に見せるものなので調べ方含めて以下に記載しておきます。
- 悲しいのが理由で食べない:ご飯を変えても効果なし。
- 体調不良が理由で食べない:ご飯を食べないだけでなく散歩にも行きたがらない。
- わがままが理由で食べない:手であげたり、ご飯を変えたりすると食べる。
犬はこのように同じ行動をしていても理由が異なることがよくあります。
その理由を確かめるには上記のように様々な対応の結果から推測するのが良いです。