- 犬が本当に好きな人に見せる行動ってどんなもの?
- 自分って好かれているの?
こんな疑問をお持ちのあなたへ
目次
そもそも犬はどんな人を好きになるの?

そもそも犬はどんな人を好きになると思いますか?
犬が好きになる人というのは犬がなつく人であるということは想像がつくでしょう。
犬がなつく人の特徴をざっくりあげると以下のようなものがあります。

沢山ありますね…
ただ、さらにざっくりまとめると
・優しい
・落ち着いている
・犬への配慮がある
といった感じになります。
これらのことを意識すると今から紹介する行動を犬が見せてくれるようになるでしょう。
それでは早速、本題である犬が心から好きな人にしか見せない行動について見ていきましょう。
飼い主のあくびが伝染する
犬は好きな人のあくびが伝染するんです。
人でもよく、目の前の人があくびをしたらそれが伝染してつい自分もしてしまうことありますよね?
犬でも同じ現象が見られます。
これは目の前の人に対して共感する気持ちが強いことが原因なんです。

人間でも、あくびがうつるのは協調性が高いからって言いますよね

- あくびをしたら隣の愛犬の様子を観察してみよう
そばでゲップをする
「ゲップは嫌いな人の前でするのでは?」と思った方、実は逆なんです。
犬はゲップを大好きな人の前でします。
犬にとってゲップは、その場所がそれだけ安心できる場所であることを示します

犬にとって安心は「問題行動の現象」にも繋がります!

- 犬にとってゲップは安心の証拠
- 大好きな人だからこそ安心を感じる
- ゲップは大好きの印
といった感じですね。
いつもとは少し違う「変な声」を出す
犬は好きな人の前で「変な声」を出します。
具体的には「キャン!」「ク~ン」といった感じですね。
これらの声は好きな人にかまってほしい時に出す声なんです。
広い意味で言うと「愛情表現」の一つということですね。

ただ、この行動をしている時は少し「寂しい」と思っていることが多いです。
例えば、飼い主がこんな行動ばかりをしている時に見せます。
- スマホに夢中
- テレビに夢中
- 遊んではいるが、てきとうにあしらっている
その時は、以下の対応をすると良いでしょう。
- アイコンタクトをとりながら撫でてあげる
- 話しかけるなどのコミュニケーション
- 愛犬だけに集中して思いっきり遊んであげる
これらの行動をすることで愛犬も愛されていることを実感できるので是非やってみてください。
飼い主が帰宅した時に水を飲む
家に帰ると、「愛犬がいきなり水を飲み出す」という経験をしたことはないでしょうか。
これは、飼い主が好きすぎて帰ってきたことに興奮しているので気持ちを落ち着かせようとしています。

ちょっとわかりにくいですが、知っていたら愛おしく思える行動です。
他にも「突然体を掻き出す」というのも自分を落ち着かせるためにしています。
帰宅時の愛犬の様子を観察してみてください。
服の上で寝る
愛犬が自分の服の上で寝ている様子を見たことがある飼い主は沢山います。
わざわざ服の上に移動して寝るのはなんででしょうか?
犬は好きな人の匂いの近くにいるとリラックスするものです。
そのため、飼い主の匂いがついている服に包まれていると安心できるのです。

外出が長くなる時は以下の対応をすると犬は安心して待つことができます。
- 犬の手が届くところに自分の匂いがついている服を置いておく
- 暗くて狭い場所を作ってあげる(本能的に犬が落ち着く)
- 一人遊びができるおもちゃを置いておく
帰った時に自分の服が「ほかほか」でないか確認してみましょう。
下記の記事では寝る場所によって、気持ちが変わりそれぞれどんな気持ちなのか紹介しているので併せてご覧ください。

抱っこした時にもぞもぞする
抱っこした時にもぞもぞ動くのは、嫌いだからではありません。
これは、飼い主にも自分にも負担がかかりにくい体勢になろうとしているのです。
大好きな人に長時間抱っこしてほしいから見せている行動です。

もぞもぞ動くのは決して「抱っこの仕方が悪い」訳ではありません。
ただ、もぞもぞ後の姿勢が愛犬にとって楽なのは間違いないです。

もぞもぞは思う存分させてあげましょう!
呼ぶとすぐに来る
飼い主が大好きな犬は呼んだ時にすぐに来ます。
特に以下のような時に呼んでくる場合は大好きの証拠です。
- おもちゃで遊んでいる時
- ご飯を食べている時
- おやつを食べている時
上記3つは、犬が特に夢中になる瞬間です。
そんな時でもすぐに来てくれるのは大好きな人だからこそです。
また、飼い主のことが好きでも以下のような場合は来ないことがあります。
- 加齢により耳が聞こえにくくなった時
- 以前、名前を呼ばれて行った時に怖い思いをしたことがある場合
そのため、名前を呼んだ後に怖いことをするのは絶対にダメです。

犬が名前を呼ばれたら良いことが待っていると思える環境が大切なんです
眉を上げる
眉を上げるのも大好きのサインです。
ただ、ここでは確認するべきポイントがあります。
それは「左右どちらの眉を上げているか」です。
- 左の眉を上げる:好きな人への愛情表現
- 右の眉を上げる:見慣れない人への不信感を表現

お腹を見せる
犬がお腹を見せる行為は、まるでおへそが天井を向くことから「ヘソ天」と言われています。
これも大好きで信頼している人にしか見せません。
お腹は犬にとって急所なので、信頼していない人には見せません。
こんな時は「お腹を撫でてあげてください。」
お腹は犬にとって、自分では届かない場所なので触られると「気持ち良い」と感じます。
前足を乗せて目を見つめる
前足を乗せて目を見つめるのは、大好きを必死にに伝えようとしています。
これは子犬が母犬にする行動でもあります。
ニュアンスとしては以下のような感じです。
- 最近何だか寂しいな…
- もうちょっと僕にかまってよ…
少し愛犬とのスキンシップ時間を増やしてみては?
体を擦り付ける
体をスリスリするのはもちろん甘えたいという意味もありますが、それ以外にも意味があります。
それは「大好きな人の匂いを自分につけて安心したい」という意味です。

自分の匂いをつけたいなんて、なんて愛らしいんだろう…
体を擦り付けていなくても、体の一部をくっつけるだけでも同じ意味です。
- 一箇所であっても触れているだけで安心して幸福感を感じることができます。
耳をペタンと下げる
犬が耳を「ペタン」と下げていると「怖がっているのかな?」と思う飼い主が多いです。
ただ、この仕草は大好きな人に見せる行動の一つでもあります。
犬がもし耳以外にも尻尾も下げている場合は恐怖・不安を表します。

お気に入りのものを持ってくる
愛犬が自分のもとにお気に入りのおもちゃを持ってくることはありませんか?
これは「親友のように大好き」な人に見せる行動です。
ポイントは「数あるおもちゃの中からお気に入りのおもちゃ」を持ってくるところです。
- 「遊んで!」よりかは「大好きなものを共有したい」という気持ちが強いです
口元・鼻・耳を舐める
顔を舐めるのは大好きの証拠です。
ただ、舐める場所によって意味は変わるので注意が必要です。
- 顔:大好き
- 手:いつもありがとう。もしくは今は一人にして。
- 足:しょっぱくて美味しい。(菌があるのであまり舐めさせないようにしてください。)

お尻をくっつけてそっぽを向く
犬がお尻をくっつけるのは「仲間に背中を預けている」ことを意味します。

よく戦闘ものの映画などで仲間に背中を預けて戦うシーンとかありますよね
悲しくも勘違いされやすい行動の一つですね。
おもちゃと飼い主を交互に見る
おもちゃを見て、飼い主を見て、おもちゃをみて….と繰り返しているのは「遊ぼう」のお誘いです。
ここで大切なことは遊ぼうのお誘いであることに気付いてあげることです。
そうすると、犬は「これでわかってくれるんだ!さすが飼い主さん!」と思い信頼度がさらに高まります。
飼い主が出かける時に落ち着いている

外出する時に愛犬が落ち着いているとどう思いますか?
嫌われているのかなと思うのではないでしょうか?
しかしこれは「出かけても必ず帰ってくることを知っているから」見せる行動です。

これだけ信頼関係が築けているのはとても良いことです。
ただ、寂しいことには変わりないです。
家に帰ったら愛犬との時間をしっかり確保してあげましょう。

落ち着いているのは、ちょっと強がっているところもあるんです。
足に寄りかかる

なんか足元が暖かいと思ったら愛犬がいた!なんてことはないですか?
犬が足元にくるのは愛情表現の一つです。
シチュエーションとしては以下が多いです。
- 飼い主が外出から帰ってきた時に一番匂いを感じられて安心できるから寄りかかる。
- 飼い主が寂しそうで元気になってほしいから寄り添う。
犬は飼い主が辛い時・悲しい時にすぐその感情に気付きます。
これは日頃から飼い主をよく観察しているからですね。
「ありがとう」と抱きしめてあげましょう。