- 犬の限界サインが知りたい
- 犬は自分を落ち着かせる時にどんな行動を見せるの?
こんな疑問をお持ちのあなたへ

犬が自分を落ち着かせているサインを知り、犬のストレスを軽減させましょう!
犬が自分自身を落ち着かせている行動
では早速、見つめ方で分かる犬の気持ちについて紹介していきます。
ぜひ、飼っている愛犬に当てはめながら見てみて下さいね。
体をブルブルする

犬を飼っている人であれば犬が体をブルブルさせる様子を見たことがあるでしょう。
これは犬が体をブルブルと震わせることによって自分の体の緊張をほぐしています。
特に「何か嫌なことをされた直後」に見せ、「終わったからもう大丈夫!」と自分を落ち着かせているのです。
- 散歩をスタートした瞬間
- 帰宅した飼い主に会った瞬間
犬は嬉しい場面でも自分を落ち着かせようとします。これは興奮しすぎないためです。
それだけその子にとって散歩が好きであったり、飼い主が好きであったりします。
「最大限楽しんでやるぞ!」と意気込んでいることを示しています。
トイレがちかくなる

犬は緊張状態になるとトイレの回数がグッと増えることがあります。

人間も緊張するとトイレがちかくなることあるよね?
ただ、逆に犬の性格によっては全くトイレに行かなくなってしまうこともあります。
この場合は一瞬開放的な場所に連れて行ってあげることで対応すると良いでしょう。
慣れていないところに連れていかれるとトイレができなくなってしまう犬の特徴は
トイレの場所をしっかりとしつけられている
というものです。
そのため、しつけが行き届いている証拠でもあるので悪いことだと勘違いしないようにしましょう。
あくびの回数が増える


犬のあくびは人間で言う深呼吸みたいなものなんです
- 動物病院に行った時
- ドッグランに行った時
- 来客があった時
どれも犬が緊張しやすい場面だと思います。
特にあくびをする場面では「その出来事や環境が苦手」であることがほとんどです。
初めて経験するものや動物病院などの必ず必要な場面ではある程度仕方がないですが、ドッグランに連れて行く度に頻繁にあくびをしている場合は、かなりのストレスがかかってしまっているかもしれません。
犬があくびをするのは自分自身を落ち着かせるだけではありません。
向かい合っている相手に対して「敵意がないから落ち着いてね」というメッセージを伝えている行動でもあります。
他に同じ意味を持つ行動に「お腹を見せる」というものもあります。
争いを好まない温厚な犬がよく見せる傾向が強いです。
体をいきなり掻き出す


「なんかいきなり体を掻き出した!?」と思ったことはないですか?
これも自分自身を落ち着かせるための行動の一つです。
トレーニング中に見せた場合は「もう限界だよ…集中力が切れてしまった」ということを体で表現しているのでそれ以上続けてもあまり効果はないです。
- 話しかけた時に首を傾げる
- じっと目を見つめてくる
- いきなり体をかく
- 頻繁に目を逸らす
- あくびをしだす
犬のしつけは「タイミング」がとても重要です。
集中力が高まっている時に教えてあげることで犬自身もしつけに嫌なイメージが付かずに楽しい気持ちで取り組むことができます。
尻尾を振る

犬にとって尻尾とは
感情を表現するために大切な場所
なんです。
尻尾を振るというのは「嬉しい」という気持ちであるイメージが強いと思いますが、実は緊張状態にある相手を落ち着かせる行動でもあります。
叱った時に尻尾を振っていると「全然反省していない!」と思ってしまう飼い主も少なくないです。
叱られている時に尻尾を振るのは飼い主の怒りが伝わり「もうこれ以上責めないでよ…」とアピールしているものになります。
しつこく叱るとただ愛犬を傷つけてしまったり、隠れて問題行動をするようになってしまうので注意しましょう。
基本的に叱る時は淡々と散らかしたものを片付けたり、怒っている雰囲気を出すだけで愛犬には伝わります。
怒鳴ったり、叩いたりする必要はないんです。
今回の記事は以上です。