- 犬の撫で方が間違ってないか知りたい
- 初対面で好かれる撫で方はどんな撫で方?
こんな疑問をお持ちのあなたへ
目次
なつかない撫で方
顔をの周りを激しく撫でる

犬は生態的な特徴の一つに「1m以内の距離に焦点を合わせることが苦手」というものがあります。
そのため、自分の顔の周りなどの近い距離を手などの大きいものが激しく動くことに恐怖を感じます。
ただ、その撫で方をしてきた人がしっかりと信頼関係が構築された人であれば「その恐怖は嬉しさ」に変わります。
そのためこの撫で方は愛犬としっかり信頼関係を作り上げてから行うようにしましょう。
頭を覆うように撫でる

犬は手で頭を覆われることをあまり好みません。
これは撫でることだけに限らず、「しゃがりこむ」といった行動も上から自分よりも大きな存在が体を覆うような動きをするので恐怖や不安を感じます。
初対面の場合は、犬の体の側面からしゃがみ犬と目線の高さを合わせてから撫でるようにしましょう。
触り方も上からではなく下から顎下を撫でるようにしましょう。
また、もっと言うと撫でる前に自分の匂いを嗅いでもらうと尚良いです。
しつこく撫でる

撫でられるのが好きな子も、撫で方が正しいものであっても長時間撫でられるといずれ「もういい!」と嫌な気持ちになります。
それに気付けず撫で続けてしまう飼い主も少なくないです。
「もういい!」と嫌であることを伝えるサインには以下のようなものがあります。
- 目を逸らす
- 離れて行こうとする
逆に撫でるのをやめた時に以下のような行動をした時はもっと撫でてと催促しています。
- 体をスリスリしてくる
- 引っ掻くような仕草を見せる
いきなり敏感なところを撫でる

犬の体の先端には、感覚器が密集されています。
それらの部分をいきなり触られると不快に感じるだけでなく、びっくりして噛み付くこともあります。
具体的には「尻尾・足先・マズル」などです。
ただ、お手入れの際に足先などに触れなければならない時があると思います。
そんな時は首周りや顎下から触れて徐々に目的の場所へずらしていくのがおすすめです。
不意に撫でる

犬にいきなり触れるのはあまり良くありません。
特に以下のような場合です。
- 寝ている時
- 食事をしている時
- 背中を向けている時
このような場合に、いきなり触れると警戒心が高まってしまい日常をリラックスして過ごすことができなくなってしまいます。
自分に気付いていない時に触れたい場合は、まず一言声をかけて自分の存在を知らせてから触れるようにしましょう。
それが習慣になっていると老犬になって目が見えなくなっても安心して日々を過ごすことができます。
撫で方はとても大切です!